うどんは、小麦粉と水、そして塩から作られたシンプルな食べ物です。
安心・安全で、本当に美味しいものだけを厳選した小麦粉に、瀬戸内の塩を使ってうどんを練り上げています。
出汁には伊吹産のイリコや利尻の昆布など全国から選び抜いた13種類以上の最高の素材を使い、じっくりと時間をかけて抽出しています。
うどんの出来は「練り」で決まると言われるほど重要です。
塩分量、水分量、練りの時間など「うどんが主食」では食べ歩きで得た知識と試行錯誤の末に、最適の量と時間で練り上げています。
湿度が高い夏は加水が少なめ、乾燥する冬は加水が多めと、季節・天候にも左右されるので、日々、微調整が必要です。
「練り」工程の後、生地を寝かせます。この熟成が、グルテンの生成を促し、うどんにコシと粘りを与えます。
麺を切り出した後は乾燥工程に入ります。乾燥後、もっちりとした食感を生かし、風味を損なわないように冷風乾燥で、温度・湿度を調整しながら一晩乾燥し、熟成させます。
半生麺は、保存もできて、生麺に近い食感を味わうことができます。
9~10分茹で、冷たい水でよく揉み洗いをしたうどんを器に盛ります。キンキンに冷やすと、コシはさらに強くなり、うどんの食感を最大限ひき出します。
7~8分茹で、水洗いしたうどんを、湯通しをして器に盛ります。かけだしに豚肉を入れて煮込んだ出汁をうどんにかけるだけでできあがり。
7~8分茹で、水洗いしたうどんを、湯通しをして器に盛ります。油揚げにかまぼこ、薬味を添えて、かけだしをかけて、あったまるきつねうどんに。
製造する過程で多くの塩分を使用する讃岐うどんは、茹でている間に、茹で湯の中に塩分が溶けだしますが、小さい鍋だと、塩分が溶け出さずに塩辛いゆで上がりになります。
茹で湯の温度が上がり、うどんが勢いよく回り始めたら、少し火力を弱くして、ゆっくりと回すように茹でます。塩分が適度に溶けだし、表面がツルツルとした仕上がりになります。
茹であがったうどんは、数回水をかえながら、しっかりともみ洗いをします。
(釜上げうどん、釜玉うどん以外)