讃岐うどんにはどれだけ種類があるの? 代表的な種類をご紹介

讃岐でうどん屋巡りをしようと思うと、その種類の多さに驚く人もいるのではないでしょうか?
そんな方の為に讃岐うどんの代表的な食べ方の種類をご紹介します。

讃岐うどんの種類

まずは讃岐のうどん屋さんによくある、代表的なメニューをまとめてみました。

かけうどん

茹でた麺に出しをかけ、薬味を乗せただけのシンプルなうどんです。
麺の良しあしが分かるので、そのお店の力量が図れます。どの店もお財布に優しい価格設定なので、うどん屋巡りにおすすめです。

ぶっかけうどん

茹でて水洗いした麺に生醤油、もしくは濃い目の出汁を少量かけ、天かすや大根おろし、薬味などを乗せていただきます。
香川県外に出店している「讃岐うどん」のチェーン店でスタンダードメニューとなっている場合があるので、「讃岐うどん」と言えばこれ。と思う人も多いはず。
それだけ「ぶっかけうどん」の認知度が高く、店舗ごとの特色が出やすいメニューでもあります。

ざるうどん

茹でた麺を冷水で良く締めてざるに乗せ、ちょっと濃い目の出汁に付けていただきます。
ワサビや薬味などでさっぱりと食べられるので、夏場のメニューとして人気があります。

釜揚げうどん

麺を茹でた後のゆで汁と麺を桶の中に入れて提供し、ざるうどんのように出汁につけていただきます。
店舗によっては茹でたての麺をそのまま器にもり、出汁をかけて食べるパターンもあります。
麺を水で締めずに滑りを残したままにするので、モチモチとした舌ざわりを楽しみたい人におすすめです。

釜玉うどん

アツアツの釜揚げうどんに生卵と出汁を絡め、半熟状態になったところを頂くのが釜玉スタイルです。
釜玉うどんは、本家の「釜揚げうどん」より知名度が高く「ぶっかけ」に並ぶ人気メニューとなっています。
釜揚げうどんの特徴である「滑らかな舌触り」がより生かさせる食感となるため、リピーター続出です。

讃岐うどんに欠かせない「生醤油」って何?

「ぶっかけうどん」では「生醤油」や「出汁醤油」を掛けますが、どのような醤油なのでしょう?
生醤油と言っても、関東以北で使用している「こいくち醤油」とは違います。
讃岐地方で使われている「生醤油」はみりん、サバ節、鰹節、昆布がブレンドされている「出汁醤油」の一種です。
「生醤油」以外の「出汁醤油」は生醤油よりも出汁が濃いテイストとなります。
讃岐では昔から、当たり前のようにこの生醤油をうどんにかけて食べていたそうです。

讃岐うどんの種類まとめ

讃岐うどんの食べ方の種類をまとめると、どの食べ方も「麺のおいしさを味わう」事に特化しています。
讃岐は昔から麺工場が多く、地元の人はいつも打ち立ての讃岐うどんに舌鼓を打っていました。
ぶっかけや釜揚げの大きな違いと言えば「茹でた麺を冷水で締めるか締めないか」になりますが、これも麺の食感にこだわった食べ方と言えましょう。麺と出汁で勝負しているから、讃岐のうどんはどのお店もおいしいのかもしれません。

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